BALLASでは、建設の実務を知るドメインエキスパートと、プロダクト・ソフトウェアの専門家が同じ組織で開発しています。
図面をどう読み、製作工場をどう選び、購買では何を判断しているのか。プロダクトをつくるうえで必要な一次情報を、実務を担ってきたメンバーと直接議論できます。
そのため、採用時点で建設業界の経験や知識は必須としていません。それぞれの専門性を持ち寄りながら、建設の仕事を理解し、データやプロダクトへ変えていくことを重視しています。
メンバーの構成は、建設関連業界の経験者が約7割、業界外から加わったメンバーが約3割。異なるバックグラウンドを持つメンバーが、それぞれの専門性を活かしてプロダクト開発に取り組んでいます。

メンバーの属性(会社案内 37ページ)。
プロダクト本部は38名(2026年7月時点)。BALLASでは、建設の実務を担うビジネス組織とプロダクト組織を並列に置き、その間をプロダクトマーケティング室がつなぐ組織構造をとっています。

ビジネスとプロダクトを並べた組織(会社案内 34ページ)。プロダクトマーケティング室が、両者のあいだをつないでいます。
テクノロジー開発部は、各プロダクト固有の価値をつくる開発、建設の実務をソフトウェア化するモジュール基盤開発、複数プロダクトを横断して支える共通基盤の構築の3つの役割を担っています。
| 役割 | 何をつくるか | チーム | 参考 |
|---|---|---|---|
| プロダクト固有の機能開発 | LINKS/SCMそれぞれの顧客価値をつくる | UI/UXデザイン、PdM、プロダクト開発(LINKS/SCM) | ‣ |
| モジュール基盤開発 | 建設の実務を標準化し、再利用できる業務モジュールとしてソフトウェア化する | 設計標準化企画、ソフトウェア開発部 | ‣ |
| 共通基盤の構築 | 複数プロダクトや開発組織を横断して使う基盤をつくる | デザインシステム、AI駆動開発、インフラ | ‣ |
モジュール基盤開発では、建築・製造・機械などの設計エンジニアと、ソフトウェアエンジニアが同じ組織で開発しています。
取り組んでいるのは、単なる作図の自動化ではありません。ドメインエキスパートが持つ設計知識をもとに、案件の進め方や判断、各工程で確定すべき情報まで分解し、設計プロセスそのものを再現可能なモデルへ変えていきます。
個人の経験や勘に蓄積されてきた「職人技」を、チームで扱えるデータと仕組みにする。それをソフトウェアへ実装することで、誰が担っても同じ品質を再現でき、将来的にはAIも設計に関与できる基盤をつくっています。
| ユニークポイント | 内容 |
|---|---|
| ドメイン×ソフトウェアの混成チーム | 建築・製造・機械などの設計エンジニアとソフトウェアエンジニアが同じ組織で、何を標準化するかから一緒に設計する |
| 設計プロセスそのものをモデル化 | 図面だけでなく、案件の進め方・判断・各工程で確定する情報まで分解し、再現可能なモデルへ変える |
| 職人技をチームで扱える知識へ | 個人の経験や勘に蓄積された設計知識を構造化し、チームやソフトウェアが再利用できる状態にする |
| 標準化をAI活用の基盤へ | 設計業務を標準化・構造化することで、ソフトウェアやAIが設計に関与できる土台をつくる |